活動日記 深山組 - 活動日記 -

5.22,23 深山組キャンプ     上水晶谷出合

on
2021年5月30日

今年度はじめての深山組キャンプ、初参加の3年生はドキドキだったんではないでしょうか。梅雨中で初日午後は少し雨にうたれましたが夜には月も見れ、翌日は爽やかなお天気に恵まれて無事に活動できました。目的地は様子を見ながら進んでいき根の平峠を超えて深山組定番の上水晶谷出合まで行きました。上り下り半々のコースタイム(大人が休憩無しで歩いた場合の目安)2時間ほどの工程ですが3年生にとっては初めてな上に重い荷物を背負っての山行だったのでとても頑張ったと思います。

 

 

3年生はこの頃ドキドキ最高潮だったんではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

山荘で荷物を分担しザックに詰めます、食材からテントまでほとんど全て子供たちが担ぎます。今回から持ち物のカテゴリーによって班を作り荷づくりしたのでとてもスムーズにできました。少しづつ改善すべきポイントを考え、実行することで時間や体力に余裕ができて安全にもつながるし、何より遊ぶ時間が増えます✌️

 

 

 

 

6年生は余裕?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泊まり装備の荷物を背負っての山登りは格段につらくて3年生からは「あと何分?」と定期的に聞かれます。気持ちはわかりますがそれを聞くとガックリするばかりで余計に疲れます。とにかく次の一歩、次の一歩に静かに集中するしかすべはなく、それが自然に身についていくことが山登りの魅力のひとつだと思います。

 

 

 

 

前日までの雨で増水した川の渡渉は集中力が必要です。3年生をサポートする6年生の姿は涙ぐましい🥲

こういう時のひなの優しさは光ります!

 

 

 

 

 

根の平峠の手前最後の堰堤でお昼ご飯を食べました、食べ終わったくらいからポツリポツリ。

 

 

 

 

 

 

あと一息で根の平峠、ここが最大の難所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

根の平峠で休憩、あとは下りだけ

 

 

 

 

 

 

小雨の中目的地に到着、テント張り、かまど作り、薪集め…の段取りを話し合います。まだまだ遊べません😭

 

 

 

 

 

テント張り

 

 

 

 

 

 

 

薪作り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かまど作り

深山組には徒弟制度があって6年生が3年生に教えて4,5年生は1人でできるようになります。この2人はいかにも師匠と弟子の雰囲気を出してました。

 

 

 

 

ご飯さえうまく炊ければキャンプのご飯は成功といっても言い過ぎではありません。炊飯担当は責任重大ですがみんな失敗を重ねて少しづつうまくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

キャンプ最高の瞬間、次からはハンゴウ×4持って行った方がいいかもね。

 

 

 

 

 

ガーーン😭

朝起きたら朝ごはん用の干物を何者かにさらわれてました。こんな事初めてですが完全に油断してました、全く気配を隠してますが周りにはいろんな生き物がいてぼくらはおじゃましているんです。それと人の食べ物の味を知ってしまった動物はまた狙ってくるようになるのでこの失敗は小さい事ではないです。最近はキャンプをする人も増えてきてすでにそうなっているかもしれません。

 

 

トイレはどうしてるの?と思われるかたもいらっしゃると思いますが、こんなふうにトイレ用の幕を毎回持っていって少し離れた場所に目隠しになる様に張ってスコップで穴を掘ってます。何回かダメ出しされてましたが今まででいちばんよくできたと思います。

 

 

 

 

 

1泊2日のキャンプは自然の中にゆったりと浸れる時間が2日目の午前中です、この時間がとてもリラックスできて心地よく過ごせます。この時間をたっぷり味わわせてあげたいなと思っています。

 

 

 

 

6年生が下の子達をしっかりとサポート出来ていてとてもスムーズに活動できました、ありがとね。山荘に15:30に到着して後片付けもきちんと出来て順調な今年度深山組のスタートとなりました。年を重ねて深山組のスタイルが少しづつ出来てきて、それを次の世代に継承されていくという形が出来つつある事をとても嬉しく思います。私たちスタッフもまだまだ未熟ですが少しでも理想に近づけるよう試行錯誤を続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

TAGS
RELATED POSTS

LEAVE A COMMENT

嘉成永慈
しぜん学校校長

子どもたちが自ら育っていく様子を、しぜん学校スタッフはご家族の皆さんと一緒に見守らせていただきたいと思っています。送迎時にはできるだけたくさん保護者の方に活動時のそれぞれのお子さまの様子をお伝えできればと思っておりますが、なかなか全ての方にお話しすることができません。保護者の方からも、気になることや、ご家庭での様子でお伝えいただけることがありましたら、ご遠慮なくぜひスタッフにお声かけください。また平日の保護者の方との作業は、スタッフとの交流や情報交換の場とも考えております。しぜん学校とご家庭や学校での様子を、ぜひ多く共有できますように。