活動日記 自然組 - 活動日記 -

遊びを作り、仕事を作る。

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2021年2月26日

いい天気の一日。

この日の活動も、お仕事から始まりました。

おかずを作る仕事、おやつを作る仕事。おなじみの光景ですね。

ご飯を炊く仕事、薪割りの仕事も。先日、来年度説明会があったんですけど、話を聞く中で、深山組・里組のテーマは「働くように遊ぶ」で、それに対ししぜん組の場合は「遊ぶように働く」なのかなぁ、なんて感じました。

もちろん、働きながら遊んでる奴も居ますよ!それがいい。

 

私は薪割りチームにいたのですが、まさかりが一本しか無い。どうするかなー…と、集まった2・3年生の男の子たちを見ていたら、ヒノキから出るヤニのようなものを削って集め始めました。

「これ集めて燃やそう」

「みんなに見せてあげたら?そういう仕事ってことで」

それとなく遠くで見ていたら…なんだかんだで、「ヤニ集め体験アトラクションの仕事」になったようです。葉っぱのチケットを配って、料理で手持無沙汰になった子を連れてきて。

さらに、薪の近くで竹の樋に石を転がして遊んでいたゆうま君を見て「それも入れよう!」。

彼の持つ、単身黙々と研究開発するような遊びの面白さ。見つかっちゃったね。

「薪割り体験もできるよ!」

薪割りまでも体験アトラクションの一つに。でも、簡単そうに見えて、なかなかすぐには割れてくれないんですよ。まさかりも、しぜん組の子たちにはちょっと重たい。

「貸して!」

彼はきょーちゃん。しぜん組3年生ボーイの一人です。薪割り台の前にスッと入ると、足をパッと開いて、まさかりを正中線上にサッと振り上げ、スパン!

どよめきのような声が漏れます。岩のように硬かった薪はずのが、輪切りの大根のように見えてくる…それほどの鮮やかな技。

実は活動日毎に薪割りの腕を磨いていた彼。かっこいい。見つかっちゃったね。

これを見せられると、何でしょう、男は黙っていられないですよね。我も我もと続いていました。

 

↓いろんな遊びが生まれているところ。

 

 

ごはんを食べて、パラグライダーを見送って、はらっぱもりかわねこまむしに出発です。

※はらっぱと森と川があって猫とマムシが居たからこの名前だそうです。

↑パラグライダーを見送っているところ。

道中には何故かBB弾がたくさん落ちていました。

 

何か掘っていますね…

春が近づいていますね。「にじいろトカゲだ!!」

胴体は黒と黄色、尾は青色。グラデーションが美しい。ニホントカゲの幼体なんですけど、自切した尾がより目立つように、子供の間はこの色になっているそう。ちなみに大人になるとカナヘビと同じような色合いになります。

手の上や服の上で、くつろぐようにじっとしています。なんでだろう、うれしいね。

こちらは藤のツル登り。意外と出来たり、意外と出来なかったり。

これは…歌いながら追いかけてくる遊びです。

 

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嘉成永慈
しぜん学校校長

子どもたちが自ら育っていく様子を、しぜん学校スタッフはご家族の皆さんと一緒に見守らせていただきたいと思っています。送迎時にはできるだけたくさん保護者の方に活動時のそれぞれのお子さまの様子をお伝えできればと思っておりますが、なかなか全ての方にお話しすることができません。保護者の方からも、気になることや、ご家庭での様子でお伝えいただけることがありましたら、ご遠慮なくぜひスタッフにお声かけください。また平日の保護者の方との作業は、スタッフとの交流や情報交換の場とも考えております。しぜん学校とご家庭や学校での様子を、ぜひ多く共有できますように。