活動日記 自然組 - 活動日記 -

成長を束ねた最終日

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2021年3月14日

今日は、自然組最終日。

朝のスタッフミーティングで、子どもたちにご飯を作るチームとご飯を食べる場所を決めてもらうチームで分けたら、どんな風に動くのか楽しみだねとワクワクしながらのスタートでした!

自然学校に着いた途端、大縄で遊ぶ子どもたちの姿があり、元気よく「おはよう!」と言ってくれました

子どもたちから、挨拶をしてもらえると気持ちがほっこりしますね😊

ロープでロープウェイにして遊ぶ子どもたち、落とし穴を作る子たち、鬼ごっこをする子など色んな遊びが朝の会前に一気に広がりました

ハンモックを揺らしてほしそうな顔(笑)

↑小人の村作りで、葉っぱと枝で人形とお菓子作りした作品たち

朝の会では、子どもたちにご飯を作るチームとご飯を食べる場所を探すチームで分かれて、みんなで準備をしたいことを伝えると、それぞれの持ち場に分かれて移動!

私はご飯を作るチームに参加しました!

ご飯を作るチームでは、お味噌汁を作る子たちと飯盒でご飯を作る子で分かれて料理🍴

飯盒チームでは、深山組で経験しているしょうへいくんが飯盒で作ったことがない子たちに教えている姿を見ることができました✨

これから自然組から里組や深山組に移動する子たちにとって、すごく良い機会です!

それぞれの持ち場に分かれる中で、自然に遊んでいる子もいて、働く子と遊ぶ子がいる環境で、空気に大きく変化がないのが不思議です

きっと、自分の役割を"仕事として働く”という意味で捉えるのではなく、この役割の中で遊びも入れながらどう動くのかを考えているのだと思います

ご飯を作るチームでは、時間の関係で飯盒だと皆んなの昼食に間に合わないということで、急遽、釜でご飯を炊くことに!

最後まで出来なくても、飯盒の下準備まではできたという過程を大切に経験した子供たちの中にしまっておいてほしいなぁと思いました

飯盒でご飯を作ろうとやる気を示していた子も中にはいて、出来ないとなった瞬間、この後どうしたらいいのか迷っている子もいました🤔

せっかくの下準備を活かして一つの飯盒だけ作ることに!

環境は常に変化するもので、気持ちを大きく揺さぶってしまいます

予想外にしないこともあるからこそ、環境の変化に恐れずに、その時々の時間を楽しんでほしいものです!↑火を起こすのに必要な木を集める子達

↑みんなの机を作る子たち

場所探しチームでは、お家を作る子やみんなの食べるための机を作りたいと丸太を集めている子もいて、楽しそうに取り組んでいました☺️

そして、食べる場所は自然学校の奥の駐車場に決まり、ご飯をそこまで運ぶことに!

お味噌汁とお釜を一輪車に乗せて運びます🏃‍♂️

この時期にはススキがたくさん咲いていて、黄色の絨毯みたいに広がっている草原の中で、ご飯を食べました🍚

成功した飯盒!

そのあとは、鬼ごっこやかくれんぼ、遊びはいつも以上に広がっていると感じました✨

↑山の神様のあすかちゃん

↑ かくれんぼ中のしえちゃん

今まで自然組でしてきた経験や成長を一つずつ束ねているみたいに、ススキを花束みたいにしている子たちがたくさんいました

私は、「成長」を自分のしてきた経験や得たものを信じることができることだと思っています

何かを経験したから成長したというよりも、それを”信じて活かすことができること”だと思います

これから自然組に残る子たちも、違う組に行く子たちも、自然組で拾ってきた成長の種を次の環境でまいてほしいです🌱

帰ってきたら、みんなで焚き火を囲んでマシュマロを焼き、美味しく楽しくいただきました!

自然組最後の活動とは思えないほど、まとまりがあって、素敵な時間を過ごせました✨

これから私も子どもたちに負けないぐらい成長していきたいと思います

🌱🌱🌱

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嘉成永慈
しぜん学校校長

子どもたちが自ら育っていく様子を、しぜん学校スタッフはご家族の皆さんと一緒に見守らせていただきたいと思っています。送迎時にはできるだけたくさん保護者の方に活動時のそれぞれのお子さまの様子をお伝えできればと思っておりますが、なかなか全ての方にお話しすることができません。保護者の方からも、気になることや、ご家庭での様子でお伝えいただけることがありましたら、ご遠慮なくぜひスタッフにお声かけください。また平日の保護者の方との作業は、スタッフとの交流や情報交換の場とも考えております。しぜん学校とご家庭や学校での様子を、ぜひ多く共有できますように。