御在所に登るぞ!おーっ⁈
9月26日(土)、天気予報も良さそう。でも、運動会で来れない子たちも少なからずいます。
今年の自然組の子たちは、みんな遊びを見つけるのが上手で、手持無沙汰になる子がいなくて、それぞれで夢中になっているんだけど、全体として一つになっているような印象をうけます。朝のスタッフミーティングでも、今後の活動のイメージとして、「遊んでいたら御在所に着いていた。」みたいなのを共有していました。
朝の会、日程を勘違いした?和田のよっちゃんも含め、今日は子どもたちは総勢21人です。
「山に行こうと思うんだけど、どこがいい?」と、遠くは御在所から、近くは夏キャンプをした山荘まで4つの選択肢から子どもたちが選んだのは、意外?にもぶっちぎりで御在所でした!何となくロープウェイで登る行程を想像している子も…。でも子どもたちの意欲、エネルギーはすばらしい!
みんなで、バスで山荘まで行って、いよいよ御在所まで(笑)の登山のスタートです。
いつものように、早い子たちは後ろ、ちょっと遅いかもって子は前の並びです。
去年は落ち葉の森には行ったけど、考えてみたら登山って感じは自然組では久し振りです。
途中で会った登山客の方にも驚かれたけど、大所帯なのでスタッフも間に入って気を引き締めます。
道中、間隔があいたり、疲れたとか愚痴る子も出てきたり、まだ慣れてない感じもありました。
そんな中、一回目の休憩ポイントに到着です。
ここは、川も流れていて、堰堤もあり開けた場所です。
長靴で来てる子が、そうじゃない子のために、石で橋を作る手伝いをしています。
みんな荷物を置いて、休んだのもつかの間、思い思いに遊び始めました。
川の水をせき止めたり、木の枝や葉っぱミニチュアの家を作ったり、火おこしをしたり…。
小雨が降ってきて、カッパに着替えたりしているうちに、もうお昼の時間です。
ご飯を食べるためのテーブルにするために、協力して石を運んでいる子たちも。
お昼のお祈りのときに、「何でお祈りをすると思う?」という話になって、改めてみんな考える機会になったけど、永慈先生のお祈りを聞いて、どんな風に感じたかな。
食後も、みんなの遊びは加速の一途。
ヒル文明が完成したり(手前の葉っぱを引き抜くとヒルが大量発生する!)。
石をどこまで高く積めるか工夫したり。
石の囲み中に、手作りの世界が広がり、その横には、ハシゴ付きの露天風呂があったり。
川の上流を目指す子たちもいて、行ってみることに。途中、石の滑り台もあって、思わず服を脱いでスッポンポンで泳ぐ子も!冷たさなんて関係なし!
そんな中、「御在所行くんじゃなかったっけ?」って気になる子たちもいたけど、その子たちも含めて、みんないわゆるゾーンに入った感じです。
気が付けば、石で作った道路も出来たり、いたるところの作品がつながって、一つの大きな村のような世界が広がっていました。
そして、帰りの時間になったことにびっくりする子どもたち。ここに着いてからなんと約4時間が過ぎていました。
作ってきてもらったおやつのクッキーをいただいて、帰路につくことに。
今回は、御在所には着かなかったけど(笑)、みんな遊びながら一歩ずつ近づいていけるといいなぁ。
後日談。
今回作られた世界は、それを見つけたようちえんのみんなによって「小人の村」として継がれていったんですって。