自然組 - 活動日記 -

御在所に登るぞ!おーっ⁈

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2020年10月12日

9月26日(土)、天気予報も良さそう。でも、運動会で来れない子たちも少なからずいます。
今年の自然組の子たちは、みんな遊びを見つけるのが上手で、手持無沙汰になる子がいなくて、それぞれで夢中になっているんだけど、全体として一つになっているような印象をうけます。朝のスタッフミーティングでも、今後の活動のイメージとして、「遊んでいたら御在所に着いていた。」みたいなのを共有していました。

朝の会、日程を勘違いした?和田のよっちゃんも含め、今日は子どもたちは総勢21人です。
「山に行こうと思うんだけど、どこがいい?」と、遠くは御在所から、近くは夏キャンプをした山荘まで4つの選択肢から子どもたちが選んだのは、意外?にもぶっちぎりで御在所でした!何となくロープウェイで登る行程を想像している子も…。でも子どもたちの意欲、エネルギーはすばらしい!

みんなで、バスで山荘まで行って、いよいよ御在所まで(笑)の登山のスタートです。

 

いつものように、早い子たちは後ろ、ちょっと遅いかもって子は前の並びです。

去年は落ち葉の森には行ったけど、考えてみたら登山って感じは自然組では久し振りです。

 

 

 

 

途中で会った登山客の方にも驚かれたけど、大所帯なのでスタッフも間に入って気を引き締めます。
道中、間隔があいたり、疲れたとか愚痴る子も出てきたり、まだ慣れてない感じもありました。

そんな中、一回目の休憩ポイントに到着です。

 

ここは、川も流れていて、堰堤もあり開けた場所です。

長靴で来てる子が、そうじゃない子のために、石で橋を作る手伝いをしています。

 

 

 

 

 

 

みんな荷物を置いて、休んだのもつかの間、思い思いに遊び始めました。

 

川の水をせき止めたり、木の枝や葉っぱミニチュアの家を作ったり、火おこしをしたり…。

 

 

 

 

 

小雨が降ってきて、カッパに着替えたりしているうちに、もうお昼の時間です。

ご飯を食べるためのテーブルにするために、協力して石を運んでいる子たちも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼のお祈りのときに、「何でお祈りをすると思う?」という話になって、改めてみんな考える機会になったけど、永慈先生のお祈りを聞いて、どんな風に感じたかな。

食後も、みんなの遊びは加速の一途。

 

ヒル文明が完成したり(手前の葉っぱを引き抜くとヒルが大量発生する!)。

 

 

 

 

 

 

 

 

石をどこまで高く積めるか工夫したり。

 

 

 

 

 

 

 

 

石の囲み中に、手作りの世界が広がり、その横には、ハシゴ付きの露天風呂があったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川の上流を目指す子たちもいて、行ってみることに。途中、石の滑り台もあって、思わず服を脱いでスッポンポンで泳ぐ子も!冷たさなんて関係なし!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、「御在所行くんじゃなかったっけ?」って気になる子たちもいたけど、その子たちも含めて、みんないわゆるゾーンに入った感じです。

 

気が付けば、石で作った道路も出来たり、いたるところの作品がつながって、一つの大きな村のような世界が広がっていました。

 

 

 

 

 

そして、帰りの時間になったことにびっくりする子どもたち。ここに着いてからなんと約4時間が過ぎていました。

 

作ってきてもらったおやつのクッキーをいただいて、帰路につくことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、御在所には着かなかったけど(笑)、みんな遊びながら一歩ずつ近づいていけるといいなぁ。

後日談。
今回作られた世界は、それを見つけたようちえんのみんなによって「小人の村」として継がれていったんですって。

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嘉成永慈
しぜん学校校長

子どもたちが自ら育っていく様子を、しぜん学校スタッフはご家族の皆さんと一緒に見守らせていただきたいと思っています。送迎時にはできるだけたくさん保護者の方に活動時のそれぞれのお子さまの様子をお伝えできればと思っておりますが、なかなか全ての方にお話しすることができません。保護者の方からも、気になることや、ご家庭での様子でお伝えいただけることがありましたら、ご遠慮なくぜひスタッフにお声かけください。また平日の保護者の方との作業は、スタッフとの交流や情報交換の場とも考えております。しぜん学校とご家庭や学校での様子を、ぜひ多く共有できますように。