9月12日のしぜん組 夏の終わりと秋の入口
「あれー、こんなとこに、ゴキブリだー!!」の声に、えー、とか、なんでーと笑いながら男子がわらわらと集まってきました。
虫好き男子代表けいすけ先生が率先して、まじまじと観察。それにつられて、みんなもまじまじと。触角長すぎ〜、とか、足に毛が生えてる!など色んな発見。
そのうち「ゴキブリは泳げるのか?」という話になり「じゃ、泳いでもらおう!」
ちょうどよく(ゴキちゃんにとっては不運にも)脇の焚き火穴が昨夜の雨で満タン。
りんじとれんたろうがゴキちゃんを水に離し、力泳を眺めていたら(命がけですから!)、泳いだ後にじわわ〜と油の軌跡が浮いている。「おおおー!」
うわあ、ゴキブリから油がでてるー!
確かに油虫とも言うもんなあ…
だんだん女の子達も集まってきて、みんなで「おおおおー」。
出だしから長々ゴキちゃんの話で恐縮です(笑)
と、こんな具合に始まった夏休み明け、学校再開後1回目のしぜん組です。
今日から久しぶりにしぜん組復活の3人が加わり、うれしい朝です。
朝の会で今日も、何したい? とみんな、自分の気持ちを感じてみます。
川! 川で泳ぎたーい!
そんな声があがり、山荘までバスであがることにしました。
山荘から、トコトコ歩いていつもの川へ。この夏何度も通った川。もう川までの秘密の道も慣れたもんです。
まだ暑いけれど、山はなんとなーく今までの真っ盛りの夏の気配とは違います。ほら、足元には、気の早い落ち葉達がちらほら。
もうすぐ秋がくるんだねーなんて言いつつ
いやいやまだまだ遊びます!
この夏、何回ここから飛び込んだかな。夏の最初とは比べものにならないほどダイナミックなジャーンプ。もしかしたら今年最後になるかもの川遊びです。
ジャンプ族以外にも、色んな遊びが生まれています。ひたすら漁に燃える子(けいすけ先生が前回逃したアマゴリベンジ用の巨大網を夜なべして作ってきました! この話はけいすけ先生に別にブログUPしてもらうことにしましょう😁)、ひたすら流れたい子(こちらはけんじ先生が一手に。動画ばかりなのでインスタに!)、砂や石で遊びたい子。それぞれが、なんだか今年の川遊びの総仕上げしているような時間でした。
そしてお昼。みんなひえっひえです。さあ、山荘にかえってお弁当食べよう! 早めに戻って子達が、焚き火を拾って準備し、立派な焚き火を育てていてくれました。冷えた体に焚き火は最高。あったか〜い。ありがとう。
我ながら、よく育った火に見惚れてる?
午後は「川遊びしたい人ー!」と張り切って呼びかけたら、行きたい!ととびついたのは、あさひ、ときおみ、こなっちゃんの3人。この3人は永慈先生と上流の川探検へ。
罠を仕掛けてきた漁師達は再びけいすけ先生とリベンジ漁へ。
おやつ準備隊もいます。今日のおやつはミニドラ焼き。あんこを丸めたい子、皮を並べる子、葉っぱできれいに飾る子。ゆかなちゃんはあんこが苦手だから、皮をいっぱいね、とほかの子のことも考えられるんだね。
あ、どら焼き屋さんの看板もあるといいね!描いてくる〜! と絵を描き始める子。写真を撮れていなくて残念。
はないちもんめや、おにごっこなど、キャンプを思い出すような遊びの続きも、あちこちで始まり、まるで3丁目の夕陽みたい…。
と、そこに川から戻った永慈先生から「食べられるキノコ情報」が。「え、それ、さっき見たよ! あのキノコ食べられるの!?」
ここから、またみんなの探検魂に火がつき、キノコ探しへ。
あ! これ?
これが、こうなるんだー!
ほんとにタマゴみたいだねー!
お山の神さまありがとう!いただきます。
輪になって、色んな冒険から帰ってきたみんなの話を聞きながら、どら焼きおやつを食べたらもうお迎えの時間!
次、みんなで集まるときは、もう山に夏はいないかもね。次は何してあそぼうか!