校長日記

しぜん学校 鮭組

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2023年1月27日


今更ですが、新年あけましておめでとうございます。
久しぶりにブログを書きたいなと思い更新しています。

しぜん学校が始まってからおかげさまで13年経っています。ようちえんを初めて卒園した子を1期生。既に小学生だった子達を0期生としました。
1期生の子は今大学2年生ですので、0〜3期生は成人しています。早っ!
そんな卒業生達に会いたいなと思い連絡先を知っている子達に声をかけてもらいました。
久しぶりな子もいればちょくちょく会ってる子もいるのですが、大きくなった姿を見るのは嬉しいものですね。とか言っちゃうと歳とったなーって思います。
卒業生達はみんな鮭組と呼ばせてもらっています。鮭のように海に出てまた戻ってきて欲しいからです。
夏休みや土日のキャンプの時には手伝いにきてくれている子もいます。まぁその働きぶりのすごいこと!子どもとの関わりもスタッフ顔負けです。
言いたいことはまだまだあるのですがそんな話がしたいわけではなく…

みんなに集まってもらったのは『森の風としぜん学校にどんな場所であってもらいたいか?』卒業生達の思いを聞いてみたかったのです。
無認可保育所だった森の風ようちえんは、森の風こども園として再スタートしました。
しぜん学校も一般社団法人森の風になり、たねとて農園と一緒に森の風こども園を支える体制をとっています。
その他にも大人のしぜん学校は、保護者と学びの場を作っています。
こんな風に13年前に想像していた「こんな風になるといいな」は形になっていきました。
これから先また森の風は形を変えていきますが、この卒業生達の願いも一緒に叶えていきたいと思って、その願いを聞かせてもらいました。

いつでも遊びに来れる場所
常にトライアンドエラーしててほしい
(活動を)ゆるくしないでほしい
卒業しても色んな立場の人が集まれる場所
上下関係も気にならない、相談できる、自分を出せる場所
挑戦を続けてほしい、常に変化をしててほしい
なくなってたら寂しい物など、壊れたら作り直してほしい
自分のしたいことを一直線にやれる環境
誰がなにをするというように係りを決めないけれど、ちゃんと協力できるこの環境がずっとあってほしい
子どもが何かしたいと言ったことを肯定から入る。それを続けてほしい
年齢や学校が違う人達がわいわい楽しく集まれる場所
人の痛みや寂しさを良くわかってる人が増えてほしい
やることが基本的に変わらないのが良い
失敗を怖がらないでやってほしい

こんなに嬉しいことを言ってもらえました。
これからもそんな森の風でありたいと思います。

みんなまた集まってバーベキューしよな〜。

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嘉成永慈
しぜん学校校長

子どもたちが自ら育っていく様子を、しぜん学校スタッフはご家族の皆さんと一緒に見守らせていただきたいと思っています。送迎時にはできるだけたくさん保護者の方に活動時のそれぞれのお子さまの様子をお伝えできればと思っておりますが、なかなか全ての方にお話しすることができません。保護者の方からも、気になることや、ご家庭での様子でお伝えいただけることがありましたら、ご遠慮なくぜひスタッフにお声かけください。また平日の保護者の方との作業は、スタッフとの交流や情報交換の場とも考えております。しぜん学校とご家庭や学校での様子を、ぜひ多く共有できますように。